どうにもこうにもひた走る孤島の鬼。
2005年8月26日夜中の零時過ぎに涙が溢れそうになってこれはいかんこれはいかんと思い今までTシャツ一丁だった自分を悔い改めすばやくユニクロのキッズサイズの短パンを穿きゴミタメのワンルームから離脱。
家鍵は一応持ったけど鍵を掛けてる時間は無いから仕方ないからそのまま駆け出すひた走る孤島の鬼。
台風来ていて見慣れた向かいの温泉の駐車場が珍しくがらんどうになっていてどうにもアメリカのホラー映画のワンシーンみたいだなぁとしみじみ思いながらまだ引き返せないこの狭っ苦しい隔離させた人間の住処をまだ引き返さずにひた走る階段だって物ともしない息切れ気遣う理由も無い。
こんな天気の中外に出る気力なんかないからどこにも行けやしないから自販機の前で立ち止まる。
どうにも、
どうにもこうにも。
大人しく100円のココア系の飲み物を買い階段に座り込む。
やたら天井高くて遠くてアルミの缶は冷たすぎ。
自分、
あと何分ですか、
あと何秒なんですか。
涙のせいで視界が曇って外の景色も濁ったままで。
目頭目尻を順番に両手で拭ってみたけれど。
何も溢れてきちゃいねー。
あぁ、泣いてるつもりじゃないのに涙が頬を伝うのと、
泣いてるつもりだったのに、涙が乾いてしまうのと、
果たしてどちらが生き恥か。
得てしてどちらも生き恥か。
飲んだら缶はきちんと捨ててわき目も降らずに帰ります。
酒かっ喰らうもろくに酔うことも出来ずしてまたしても頭抱えて蹲る。
目頭目尻がじんじん疼くがそれは酒の所為で有って感情なんかじゃ無いわいな。
私の思考を置き去りに。
ひた走る孤島の鬼。
家鍵は一応持ったけど鍵を掛けてる時間は無いから仕方ないからそのまま駆け出すひた走る孤島の鬼。
台風来ていて見慣れた向かいの温泉の駐車場が珍しくがらんどうになっていてどうにもアメリカのホラー映画のワンシーンみたいだなぁとしみじみ思いながらまだ引き返せないこの狭っ苦しい隔離させた人間の住処をまだ引き返さずにひた走る階段だって物ともしない息切れ気遣う理由も無い。
こんな天気の中外に出る気力なんかないからどこにも行けやしないから自販機の前で立ち止まる。
どうにも、
どうにもこうにも。
大人しく100円のココア系の飲み物を買い階段に座り込む。
やたら天井高くて遠くてアルミの缶は冷たすぎ。
自分、
あと何分ですか、
あと何秒なんですか。
涙のせいで視界が曇って外の景色も濁ったままで。
目頭目尻を順番に両手で拭ってみたけれど。
何も溢れてきちゃいねー。
あぁ、泣いてるつもりじゃないのに涙が頬を伝うのと、
泣いてるつもりだったのに、涙が乾いてしまうのと、
果たしてどちらが生き恥か。
得てしてどちらも生き恥か。
飲んだら缶はきちんと捨ててわき目も降らずに帰ります。
酒かっ喰らうもろくに酔うことも出来ずしてまたしても頭抱えて蹲る。
目頭目尻がじんじん疼くがそれは酒の所為で有って感情なんかじゃ無いわいな。
私の思考を置き去りに。
ひた走る孤島の鬼。
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