起床。一番最後に。
起きたら色んな人が居なかった。
目は覚めてもあまり動けないで居るうちに更に人は居なくなる。

なんか、ちっさい頃の保育所時代を思い出す。皆私がお昼ねしてるうちに親が迎えに来て順々に帰ってんの。
今じゃちゃんと独りで電車にも乗れるようになったって言うのにこんな孤独感に苛まれるなんて、まだまだわたしゃーひよっこじゃなぁ。


起きる。
けいちゃんが作ってくれたオムライスを食べる。美味しい。
まだ目は覚めやらず。


高ちんとセックスの最中に寝ることについて問答をする。
別に寝て悪いわけじゃないだろうけど、どうなんでしょうね。
私も女の子でセックスの最中に寝ちゃう子知ってるし。そんな珍しいことじゃないとは思うが。
【飽食日本、ここまで来たか】
と思った。
まぁ【喰う】の意味が違うけど。


銭湯に繰り出す。帰って風呂に入って寝る、とかは一切考えない。いいのかそんなんで。
途中道に迷ったりエンストを起こしたりといった様々な事情により急遽偶然見つけた銭湯に入る。
めぐさんとけいちゃんの体を知る。
これが女である役得というものだろうか。まぁそこらへんはよく解らないんだけれども。
アイスを食って満足。
エンストは通りがかりの国籍不明なおばちゃんに助けてもらって回復。よしよし。
人って、真昼間と一見垢抜けてない人には優しいんだなーとか思った。


戻る。
夕方になるにつれてまーた色んな人がわらわら来る。なんじゃこりゃー。でもこういうぐだぐだに混ざり合って区別もよくわかんなくなるのが柿の魅力なのかも…しれないのかなーもーどーでもいーや。

笹浦さんに便所掃除して洗ってない手で頭触られてブチギレたり歩さんに「芋が似合う」と現代っ子としては全然ありがたくないことを言われたり泡盛で酔った本郷さんに寝顔チョー不細工なことを公言されたりなんかもーなんだこれとりあえず梨ちゃんとやぎちゃんは死ぬほど可愛かった。もうそれだけでいい。


なんだかんだで撤収して高ちんの車で送ってもらう。
車の中から見る景色は好きだ。
だってそれらは私が起きてようが寝てようが勝手に流れていくんだもの。
私が目をつぶっている間に違う景色。
私が目を開けていても記憶に留める前に逃げていく。
それが好き。
私が居ても居なくても。
私は最近自分にあまり興味が持てない。
他に目を向けすぎているのかもしれない。
落ち込む暇が無いのは良いことだ、って言い聞かす。
こういうとき、私は、私のことを一心に見てくれる存在とは気が合わないと思う。
自分が興味がない物に興味を持たれても話しが続かないしね。


帰宅する。
明日は学校だ。
お客さんがまた居る。
明日、私はきっと自分以外の誰かを自分の家に置いて家を出る。
自分の居ない自分の部屋に自分以外の誰かが自分のベッドで寝てる。
それは果たして幸せか?
そんなの知るか。
私は頭が悪いんだ。


眠らせて。

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