どうにでもなればいい俺の身体は元から空だ。

曖昧。
稽古に行く。ひいひいエチュードをする。
生きる難しさをエチュードで知るってどうなんだろう。そこんとこ演劇人としてどうなんだろう。


稽古後、ご飯を皆で食べる。
今日は次回公演【口だけの女】が参加する学生演劇フェスティバルの他団体の人と合同飲みをするのだ。


さて、初めての八王子に。
よく解らないバーみたいな場所で飲む。
えこひいきかもしんないけど、【柿喰う客】って色んな意味で粒ぞろいなんだなーって思う。
ソフトドリンカー精神を今日も貫いて終了。


その後、うちにヤラハタ3人衆と梨沢ちゃんの4人が終結する。
やっぱり恐い話をしたりする。

その後ゆうこと春田が寝てしまい梨沢ちゃんと二人で腹を割って（？）性について語り合う。もうここまで来ると下ネタと言うよりは性談義。
私はなんでいままでセックスをして来なかったんだろう。
どうしてここまでセックスが恐いんだろう。
処女膜は、女がまだ母さんの子宮の中にいるときに男になるさいに膣を閉じる繋ぎ目の名残で。
それが完全に開かれないとちゃんと女になれない気がして。
悲観的になるわけじゃないけど。処女であるかぎり自分は人間として生きる上で大前提の「女」になりきれない気もして悲しい。

私の下腹の中心にはやりきれない空洞が空いてる。
恐い怖い空洞が真っ暗に真っ黒に。
たまに。流血したりする。
まったく無意味に、流血したりする。


空っぽは恐い。

そして、いつか傷つけられるのも恐がっている。
恐怖はわくわくする。

やひゃひゃひゃひゃひゃ