親公認の家出計画。発動。

あんまり覚えてないけど。搾り出せ脳髄！！

この日は確かあれだ。仕込み前日。
そんでもってあれだ。今日から本番終了後まで川崎H＆Bシアターに宿泊だ。
自分何度もここに着てるはずなのに実は未だに行き方よく解ってないんだよね。危ない危ない。駅まで間違えそうになったし。
川崎ってちゃんと名前に存在してるんだから川崎駅に有るに決まってるじゃないか！！なんで桜木町で降りようとしたんだ自分。
当分まともに世渡りは出来無そうです。

H＆Bシアター到着。

通しとかした気がする。
なんだかなぁ。
もっと自分頑張れる気がするのが悲しい。自分の限界値っていったいどこなんだろう。やっぱりこういうジレンマが経験不足をかたるってなもんなんだろうか。
でもやることをやるしかないよね。はぁ。
汗だくになる。
でも面倒くさいから今日は銭湯には行かない。
昼に風呂はいってきたからどうでもいいよね。
どうせあれですし。自分ですし。どうでもいいですし。


無難に飯を喰って程なくぼちぼちと終就寝。
前回の【サバンナの掟】と違う点は男女間の意識が更に無いところだ。
なんかあまりにも真面目に下ネタを扱いすぎたおかげで下らない緊張感や気遣いはもうこの場においてナッシング。いいのかいいのかこんなんで。

普通に布団を一枚のでかい絨毯みたくずらーっと並べて寝る。
高ちんの布団は良い匂いがして正直困ったし。
深夜、春田の為に暗がりの中テイッシュでゴキブリを掴み倒したりする。まぁ、当の彼女は自分のそんな意気込みはあまり通じてなかったみたいだけど。
うとうとし始めたあたりで男子達のエロトークが開花する。黙っていられるわけがない。口出ししながら聞いてみる。処女なのに。オナニーの回数って本当に個人差があるんだなーって感心したりする。処女なのに。
その後、ごく自然に本郷さんの隣りで寝る。
なんつーかそんなことよりも明日のゲネのことを考えると緊張して眠れない。
なので本郷さんの【俗に言う夢の様な上着】を散々触らせてもらう。
セクハラ？知るか！！そりゃなんのことだい？セクシーハラハラのことかい！？？
しかし、そんな努力も空しく、実際レムレム睡眠くらいの浅い涅槃をうろうろしただけで朝になる。


あれ？
………私ぜんぜん寝てなくない？