起床。あしゃさんを起こさないようにシャワーを浴びる。
兎に角念入りに保湿。高校時代に比べて化粧に掛ける時間はどんどん少なくなっている。ていうか反比例している。
もちーっとした感触だとファンデーションも薄く伸びるし触ってて気持ちいい。
悪い傾向では無い、と思う。

自宅を出る一時間前にあしゃさんを起こす。
普通に揺り起こしたら芸が無いので頭を撫で撫で〜ってして「起きる準備だょー」って。
どんだけ愛が溢れてるねん自分。
いやさ、自分がしたことって巡り巡って自分のとこに返ってくるって言うじゃないか。
こうやって他人に対しても自分がして欲しいことしてたら、いつか自分にそーゆー事が返ってきたりするんじゃないかなーと。
謙虚な心がけをしちゃってるわけだ。
うーん誰かこうやって起こしてくんないかなー。
飲みとかお泊りの時、自分は大抵完徹または早起きしちゃうからそういうこと当分無さそうだけどさ。

あしゃさんがダイナミックに髪を水でざばざば洗って凍えていた。ドライヤーをかしてあげた。
「暖かい」ってすごい和んでた。機械ってすげえ。

外出する。あしゃさんとは町田で別れて自分は玉川学園前へ。
今日は初めて玉川の演劇を観るのだ。
改札を出た辺りでゆうこりんと落ち合う。遠目で観るとゆうこりんはCUTIEなんかに出てそうなくらいお洒落ないい女だ。近くで見るとゆうこだったけど。

途中道を逆走したり、ゆうこから「堂本剛が夢に出てきた」との話を聴いたりしながら玉川学園へ。自然に手を繋いでいた。
何故……。

しのに遭遇。テンション上がる!!はぁはあはぁあ。
かなり早く来てしまったためか誰一人として居らず。しばらく屋根の有る場所で女子に付き物のお喋りをする。
主に柿喰う客関係者の話など。
童貞、処女、非処女という単語を連発する。
深々と冷え込む中、息を白く立ち上らせながら猥談。

ぃやぃやぃやそんなに感慨深いものじゃないから。

しばらくして中屋敷サンと春田と落ち合う。
自分で言うのもなんだが、こんなにも個性がバラけたトリオはそんなに無いんじゃないかと思う。
まぁ例のヤラハタ3人娘のことだけど。
春田があいのりに出たいと言ってた。そんなことしたら春田の出てる回は毎回録画しなきゃいけないから。

実に非生産的な会話をしている内に開演時間に。
玉川学園PA学科【幕末純情伝】観劇。

……いや豪華だなー。

内容としては各所各所に感動的(感情的?)な場面が多々有れど、何分長かった。本当に長かった。そして話の全体像がイマイチ自分の中じゃ一本の線に重ならなかった。名作ではあると思う。でももしかしたら好き嫌い、感情移入できるか出来ないかは結構激しくなりそな一品かも。楽しませていただきました。涙は我慢しました。舞台美術は素晴らしかった。一美術学生としてはかなり意識改革になりました。ありがとう。
でも結構下ネタが多くて若干驚いた。
観終わった後、絵を描きたくなりました。
ついでにセックスもしたくなりました。
観終わった後、セックスしたくなる作品は、きっと良い作品だ。

背後の女二人がいちいちぺちゃくちゃ話しててマジで舌打ちをしてしまった。観に来てるんだから真面目に観て、もう大人でしょ?あんた達もう生理来てるんでしょ?

終了後。
雪が音も無く降っていた。
早々に退散。
ゆうことどっかでご飯食べようかと思ったけど、中屋敷サンに彼女を持ち逃げされた上に携帯も通じなかったので諦めた。
春田と静かに話しながら帰る。お互い寒さに負けて特に会話ははずまなかった。でも言葉少なに劇の感想や柿喰う客での自分の芝居に関して語る春田の姿には本当に真面目で素直だなーと感心させられた。

町田で春田とも別れる。

古淵でタクシーを使って帰宅。

家到着。
今日は本当にしんどかったので一時間お夕寝する。時間どうりに睡眠を調節し、一時間後にびったり起きる。
おいおい、睡眠は無意識の領域じゃなかったのか?
いつのまにか自分の知らない領域でも、自分がきちんと管理しているのを感じるようになった。
4人の自分がいるという話を思い出す。
自分と他人が知っている自分、自分しか知らない自分、他人しか知らない自分、自分も他人も知らない自分。
今働いていたのは自分も他人も知らない自分か、この場合。
いつの間にか
人間はだんだん生きやすいように生きていく方法を
否応無く身につけていくのを知る。

窓を開けて少し換気をする。
息がものすごく白くて、自分の口から自分と同じくらいの大きさの白いもやもやが3秒に一回排泄されていくのを視覚で自覚する。
湿った白い息は瞬く間に夜と混ざって凍った空気を墨色に燻らせてどこかへ逃げていく。
まるで
受け入れきれない現実を抱いて吐き戻された自分の一部が
冷えた空気に焼き殺されていくのを傍観している気分だ。
死ぬなら死ねばいい。
頼りない霞なら霞なりに現実を引っ掻き回せばいい。

何でもかんでもどーでも良くなった。
私ぐらい、私に最後まで付き合ってやらなきゃ仕方ない。

そしてちゃんと生きて初めて、

参遍回ってちゃんと死ぬ。

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