昨日沢山お夕寝したおかげか随分と体が軽くなった。まだ頭痛が残ってるけど今日は一時間目から学校に行けそうです。
しかし。
うっかり便所に行ったおかげで教室から締め出される(人物画はポーズ中の出入りが出来ない為)
たかが排泄と高を括っていたのがいけなかったか。

アクリルをへろへろやって終了。

昼ごはん。パスタを喰う。喉がガダガダにやられているため唯一の売りであるマシンガントーク(滑舌悪)が出来ない為場が凄く盛り下がる。初めて自分の必要性を感じる。
唐揚げが不味すぎて半分食べて死に掛ける。

午後からの授業は照明デザイン。中々質面倒くさい事を繰り広げる。うはうは。カワサキサンに借りた椎名林檎のアルバムを聴く。常にヘドバンをしていた所為か具合が更に悪くなる。げふ。

漫画論にみうらじゅん先生が来る。日本はキチガイ列島だって言ってた。とんまな祭りを収録した映像【とんまつり】を見せられる。

◎男性器のリアル張子を掲げた御輿や飾りを付けて国道を練り歩く。
◎女の人を馬鹿でかい草履に乗せて空に向かってぶん投げる。
◎稚拙な蛙の着グルミを着て跳ねまくる。等など。

聞いてる限り本当にキチガイだった。千葉にキチガイ祭りってお祭りが有るそうだが、流石にそこまでは行けなかったそうだ。
何でもコンセプトが「住民がキチガイになる」とか。
確かにそんなとこ行きたくない。

好きってのはノイローゼと同じ、と言う言葉には感動した。納得。
「好きってのは若い頃だけのもんじゃないかな。俺は好きなもんが何も存在しなくてもいいと思うよ」
皆がとんまつりに笑ってる中さりげなくカッコいいことを言っていた。
やっぱり、ちょびっとカッコいいねじゅん先生。どんなに破天荒でも人間臭いとこが残ってるのは素敵だよ。

授業終了後、生徒たちがじゅん先生にサインをねだっていた。私はかなり昔から先生のファンだったがそこはがまんした。まあ見た感じ九割がたその場のノリっぽかった。
まあ今日一番驚いたのは【マイブーム】って言葉を作った張本人がじゅん先生ってことだった。

あきちゃんと二人で帰宅。喉が酷くやられているので風邪薬を買う。あきちゃんも喉をやられていたので、のど飴を入手していた。暇なので避妊具を観察してたらおばさんに嫌な顔をされる。

てか、お風呂の壁にも人体にも落書きできて簡単に落とせる石鹸クレヨンて物が売ってた。
はっきし言ってそれは大人の玩具に分類されるんじゃないか?
パッケージに上半身に落書きされて風呂場で笑ってる子供がいたが、児童ポルノのワンシーンにしか見えなくて視界が曇る。
涙が溢れたので退場。

帰路。
ベッドタウンな為駅からちょっと離れると明りや店がほとんどなくなる。
でも日に日にイルミネーションだけが増えていく。誰がつけたか判らんが無秩序に壁やら木やらに電飾の嵐。
そういえば夏頃だっただろうか、いつも日が暮れた辺りに安っぽい垣根の中からずっと外を見ているおばあさんがいたっけ。
その家のすすけた壁にも今じゃ蛭みたいに豆電球が這っている。
あのおばあさんはあの時夕暮れの中で何を見ていたんだろうか。
何かを待っていたんだろうか。
いや、誰かを探しに行きたかったのかもしれない。

帰宅。二時間弱惰眠を貪る。
八時頃に起きたら最高に喉が痛かった。
雑炊を食べ、林檎を剥いてデザートにして、薬を飲む。

もしかしたら自分は必死に生きてるんじゃないだろうか。
そんな言葉が頭が掠めたのだが無視することにする。

喉の痛みだけが、酷く現実的で嫌になった。

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