一番痛い人は身内に。

朝っぱらからアボガドを食べる。自分、必死で体力をつけようとしています。何か嫌な予感がするのよ。風邪が近づいてきている様な胸騒ぎが。
ひいひい学校に行く。電車で幼稚園児の女児を舐める様に観察するおっさんがいた。ガムをにちゃにちゃしてるのでかなり目障りである。更に口の右端になんかの食べかすがついてる。
テンションで嘔吐しそうになる。
バスでうとうとしたら隣で女子高生が電話を始める。もう腹が立って腹が立って体内でビタミンCが減っていくのを体感する。連続で舌打ちしてたら止めてくれた。
顔を覚えられた気もするが気にはしない。


学校。香苗さんが御寝坊さんでいなかった。孤独過ぎて眠くなる。外人モデルさんまで眠そうだった。


昼ごはん。チキンのチーズ焼きとは名ばかりでチーズが溶けた後冷めて固まった物を支給される。あきちゃんや桃子さんとこのような事態を避ける為に「とろけるチーズ」ではなく「とろけ続けるチーズ」の発明について談義する。結果、添加物があまりにも多くなるだろうという理論で終結。
アイスはまだ売ってなかった。

化粧をする。あきちゃんのポーチは最近どんどん重くなってるのに自分のポーチの内容物は減る一方。これが女の曲がり角と言うものか。

三時間目が空きなのであきちゃんと芝生でプリンを食べて暇をつぶす。風は爽やかだった。爽やかなのは風だけだった。


フランス語。軽くこなす。最早先生に怒る気も無い。当てられても勿論ちょろく流す。


教育系授業。【京格子】稽古の為必死でレポートを上げる。そして終わったら終わったらで教育実習プレの日にちについて教職研究室に走る。【柿喰う客】の本番に被ったらそれこそ洒落にならないので。何とかそれを調整したらしたで剛速球で帰路。
お腹が減ったのでアンマンを加えて汗ばむくらいに急ぐ。
気づいたんだが、演劇と言うものに出会わなかったら自分はこの歳になって何も追い立てられるものが無かったんじゃないかと思う。


【京格子】稽古。
動きがキモイ事を何とか売り込もうとする自分。見苦しいですよね。すいませんでした。
風邪を引いたのは侑君でした。あーぁ。胸騒ぎのオチはこれか。


帰宅。次回柿について話す。後笹浦さんが今度やるって言ってたクリスマスパーティーに行きたいって話しをする。
クリスマスに予定が無い自分が最近いじらしくなってきた。

セブンでトイレットペーパーを買う。店員の手際が悪くてやたらでかい袋を渡される。一日の最後の最後で凹む。

タクシーで帰る。母から書類と手紙が。
「母はヘルニアでダウン、
　　　　　腰が痛い」
と、意味不明な改行の文体からよほど腰痛が酷いことが窺える。
こんなこと言えた口じゃないけど、お互い頑張ろうょ、ママン。