引きこもりからの生還。

起きてから学校に行ったら油絵の製作教室に誰もいなかった。皆遅刻してると思ったら今日は油絵じゃなくて版画の製作だったのね。危うかった。


銅版画をだらだらと過ごして時間を浪費。


昼は激辛坦々麺に更にコショウをかけて泣きながら食べる。
桃子さんがきのこミートソーススパをキノコをなるべく味わわないようにしながら食べていた。なんでもキノコは嫌いだがミートソースは好きな為こういう結果になったということだ。器用なんだか不器用なんだかちょっと謎だった。

食後にアイスを食べようとしたのだが未だに冷蔵庫が直ってないらしい。直ってないなら堂々と広告を出してんじゃないよ、とやんわり切れる。

三時間目が空きなので、ネットをしに就活室に行くも最早ネットを使ってまで何かを得ようとするものが無かった。
【柿喰う客】のホームページを見たり、自分の日記の紹介をしたりする。
勿論そんな状態で時間が保てるわけが無い。その内諦めてグラウンドに行くことにする。グラウンドに行ったからって何か面白い事が有るってわけではないのだが、何気に暖かいし、お昼寝するには最適なのだ。
この学校に来てから設備にはかなりの不満がゴロゴロだったのだが、秋晴れの空の下で芝生に寝転んだとき初めて「どこだっていいところは有る」と思った。
まあそんな感慨なんて長くは続かずぐうぐう寝てしまったのだが。


日本美術史概説。毎回毎回絶対寝る自信が有る。このままじゃいかん。眠気を覚ます為に机にリアル激やせドナルドと激でぶドナルドを描きまくる。背後の席の人が自分の絵を見ていくらひそひそしても気にしない。途中からただ単に太った外人さんシリーズになる。ここら辺でもう記憶が無い。
寝ました。
すいません。


帰路。佳苗さんと満杯バスに揺られて駅へ。途中あまりの混み具合にどこかで赤ん坊が泣き始める。ハラハラしてしまう。
自分は過去に保育園の先生にハブられた経験があるのでトラウマが蘇るのかもしれない。
逃げるように下車。辛かった。はあはあ。
子供好きにはしんどい空間だったよ。


セブンでマニキュアを入手。黒にラメ。特にテンションは上がらなかった。
母に電話をする。今度劇で主役をやれることになったと言ったら「どんな劇？」と訊かれ素直に「エロイけど馬鹿らしいの」と言ったら「あんた中屋敷サンにそういうこと何でもする女だと思われてるんじゃない？」と言われ返す言葉も無かった。さすが母、よく解ってらっしゃる。
相変わらず家を出て独り暮らしする気満々だったので「何か有ったの？」と訊いたら「だって嫌いなんだもん（父方の祖父との同居が）」とスポーンと言い放った。
それでこそ人生。確かに一回きりなんだからそういう理論素晴らしいと思う。うん。尊敬する。


帰宅。家の近所の温泉が今日からオープン。車が沢山来ていた。これを有効利用して家に友人を呼んだ際のウリにしよう。

帰ってから、丁度米を炊いてなかったので素麺の余りを使って温麺を作る。小松菜、レタス、シメジ、にんにく、卵を具にしてキムチで風味をつける。
美味しかったのだが、お腹が満たされた拍子に寝てしまう。銭金を見逃す。


生理近いです。トイレも近いです。