やめて！羽を毟らないで！！

目覚ましがとても煩い。でもスイッチを切っても全然鳴り止まないのよ。腹が立ったんで電池を抜いたの。それでも鳴り止まないの。も〜どうやっても鳴りっぱなし。なんで電池抜いてるのに鳴ってんねん！？もしかして永久機関か何かが組み込まれてるのか？そりゃあ世紀の大発見だ。てか誰かこれ止めてょ〜。

という夢を見ました。

勿論目覚めは最悪でした。でも背中の奥の鈍痛は随分マシになってました。よしよし。この調子で体調管理だ。京格子の本番までには回復せな。

本当は今日は美容院に行こうと思ってたんだが、何かめんどくさくなって止めちゃいました。これだから自分向上心が無いって言われるんだよね。ふん、いいさいいさ嘲ればいいさそれで君の気が済むならああぁ。


さて、稽古です。景気づけをする為にスカートを穿いてみたりする。しかし、最近体重が2キロ増えた所為か、はたまた体脂肪率が5％上がってた所為か・・・なんと言うかヒザ下がぷよってるんですよね。美しくないんですよね。
でも、一度着ちゃったもんを脱ぐのは趣味じゃないので根性でお外に繰り出す。世間の人、許して。こんくらい自暴自棄にならないと引きこもりが演劇なんてできないのよ。


さて、稽古です。今日は風邪を引いてたサギリさんが復活しておりました。なので今までちょっと心配だった場面とかをやれました。何か吉田さんがお洒落パーマを掛けていました。最初そんな彼を「単なる寝癖だろ」と綺麗に流してた自分、切腹。
もう少し自分の声が低ければな、と思った。
あと、カタさんとの絡みが微妙に増えてきて色々な意味で救われた。

帰り際、クリスマスの話になる。まあ淵野辺ってきらきらランプがそこかしこに有るんだもん、思い出して当然の流れだよね。
ちょっと地元の仙台のイルミネーションを彷彿とした。あれは本当に豪華だったなあ、ある時「これって植物虐待じゃなえの？」と気づいてからは素直に綺麗だって感じられなくなったんだっけ。去年は元彼と見に行ったなあ、寒すぎて明かりが灯るまで見てらんなかったんだけどさ。
クリスマス、今年はどうなるんだろぅ。去年と違ってろくに相手もいないし。いざとなったら編入の為の製作に情熱を傾けるかな。

勿論そんなロマンチックな話が長々と続く訳が無い。途中から美味しい鳥料理の話になる。「もし人の言葉を話す鳩を料理するゲームが有ったらイイよね」という話が出る。何でも毛を毟るたびに「やめてポー！毟らないでポー！！」って鳴くんだって。途中で情にほだされて逃がしてやるも良し、サドに目覚めて料理しまくるも良し、との事だった。
心の中で「そんなゲームが流行ったら情操教育も何もへったくれじゃないか？」と思ったのは、口には出さないで置く。


帰宅。何故か右ヒザを虫に喰われていた。乾燥して痒いのかと思ったら違ったらしい。良かった、老人性乾皮症にはまだ早い。
アイスの実とか食べちゃうし、カツカレーとかも食べちゃう。冬だし、生理前だし。何よりストレスの所為だろう。なんだかなあ、今日は胃も痛くなったしね、気をつけなきゃね。以前大量に食べちゃ下すって症状が出たときも精神系って言われたなあ、なんて過去も蘇る。

母から電話。
どうしたの、急用？って訊いたら
「あんたの声が聴きたくなったのよ」
だって。
ここでまた鬱病を蒸し返せない、とその一言で思った。
昔と違って一度なったら今度こそ引き上げてくれる人はいない。
私は学校行って、飯食って、独りでぎりぎり生きてくだけじゃいけないんだよ。
誰か（たとえば親とか友人）に何かを与えられるくらいの人にならなくちゃ。
そんくらいにならなくちゃ、良い絵も描けないし編入もできなくなるから。
意地でも創り出す者として、生きてやる、と誓う。


鳩だろうが人だろうが、羽を毟る権利なんて誰にもないんだろうょ。