脳内の扉は開けても開けても最初に戻る。

学校に行く。キチガイさんに会う。朝からかよ！！
きついよな…。満員電車だから逃げられないもん。足踏んでくるし奇声をあげてるし周囲の方に頭をぐりぐり擦り付けるし。
あぁもう朝からやめてくれよ、萎えるんだよ。
雨だし車両は匂うし。油断してたら靴の中にいきなり傘を突っ込まれて過剰反応。周囲の視線を集める。おいおい、私が悪いんかい？何の予告も無しにいきなり挿入してくんじゃねえよ。前戯しろよボケ。


登校。パンを食べて寝る。今日でアクリル画（自画像）は完成させなくちゃいけない。無論完成させましたけどね、ちゃちゃっと。いくら居眠りしてたってやることはしてるんだよ。


体育は補講でした、まあこの雨だし。香苗さんと稀に見る低下層下ネタを繰り広げる。お互いこんなに飛ばしてるのはきっとゆらゆら帝国のせいだ。うっかり授業前に聴いちゃったら頭から離れないのよ。二人とも、多分正気じゃなかった。音楽は麻薬だ。


さて、これで今日の授業は終わり。でも稽古が有るから帰宅はできない。ちょっと空いた時間を薬局の試供品クリームを顔に塗りたくって紛らわす。
そしたらさ、最近の化粧品て凄いのね、驚きの保湿力。ぎらぎらてかてか！！
油取り紙の購入を余儀なくされる。あーぁ。


京格子稽古。人がいなかった。何だかなあ、人の集まりが予想以上に悪くてびっくり。てか、体調不良の方、大丈夫なんでしょうか。はやく回復なさって下さいね。
カタさんが初めて稽古に来る。色んな意味でアメリカ的な方だと思った。キチガイの役に度肝を抜かれた。恐ろしい。でも演技に対して真面目です、いいなぁ。何か演技を一種の仕事としてやれるってのはカッコいいよ。
自分は相変わらず冴えない。死ねばいいのにー。


なんだかんだで帰宅。ゆらゆら帝国のおかげで必要以上に長い家路も楽しくなる。リズムに乗ってゆらゆらしてればおうちに着いちゃうし。でも人気の無い住宅街を頭をふらふらさせながら闊歩している自分は、人としてどうかと思う。


何か、最近劣等感の塊り。このやるせなさをやる気に変えられるのが若さというならば、私はもう年寄りだ。
初心に帰る為に初めて自分独りで書き上げた台本を読み起こしてみる。以下、台詞の抜粋。

「サターンはときメモしかやったことない」
「お前の引っこ抜いて犬に喰わすぞ」
「こんな役に立たない脳髄ならいらないと思ってさ、取り出してやったんだよ。丁度冷蔵庫に豆腐が有ったから代わりに詰めてやった。色も似てたしいけると思ったんだけどさ」
「死んだなら死んだって言ってくんなきゃわかんないよ」
「女はいつだって生きていくように出来てるのよ」
「しっかりしろマイセルフ！罠だ、インポッシブル！！」
「俺のPCエンジンに何か有ったらどうするんだよ」

……。
私は馬鹿か。いや阿呆か。どんな内容の台本かいてんねん。
何か大体の内容とかあらすじものっけようかと思ったけど、台詞をちょっと抜粋しただけでもここまで訳解らんならきっとあらすじ乗っけても意味が通じないよね。
知りたい人は申し出て、原文送るか、あらすじ載せるから（笑）

自分、もう駄目かなぁと思う。別にどこかに行きたいわけじゃないけど、何か期待してるわけじゃないけど。
高校時代カウンセラーに言われたこと、大切なことだったはずなのに思い出せない。

昨日の飯も思い出せない。
頭の周りにいつも蠅が飛んでる気がする。
本当に飛んでたりする。

明日は容赦無い。