目覚めは最悪でした。なんでだろ。夢を見なかった所為かな。よく夢も見ないくらいぐっすり眠るとか言うけど、私は逆に夢も見れないくらい必死に眠るって感じで、全然回復しない気がする。
起きてからぼんやりと「今日は行きたくないなあ学校」なんて本気で考えてたけど、気づいたら駅についてました。
日常をそんな気だるさで打破なんかできないよ。変化ってのは怖いもんだ。まるで自閉症みたいに怖がる。マジで。


学校。アクリルで自画像を描く。楽しいなあアクリルは。すぐ乾くし色の変化も少ないし、せっかちに仕事をしたい自分にはぴったりだよ。
先生に絶妙な笑顔で「似てるよ」と言われる。
大人の笑顔は怖いので、素直に喜べない。うわああ。


昼。トイレから戻ってきたらあきちゃんの恋に爽やかな転機が来ていた。ひゃほー。彼女の想い人は年上の眼鏡が似合う色白ロンゲなナイスガイ。いつも名前も何も解らない彼を離れた場所から見ているだけだった彼女…しかし今日はなんと偶然にも食堂で席が隣に!!!
もうこれは冷やかすしかない。ヒューヒュー。可愛いねえ照れやさんめ声をかけちゃえよ!!

しっかしあまりに突発的に訪れた事態にあきちゃんは相手の顔すら見れない。

かなりどきどきした。誰って周りの私達が。今日は何もなかったが明日にはまたきっと何かしら奇跡が有るはず。期待しよう。


午後は体育だった。バランスボールと言うでかいゴムボールに乗りながら友人とかなり際どいエロ話に花を咲かせる。
たとえば遅漏とか口内発射の(以下略)
反復横跳びのテストではスニーカーが脱げてひっくり返った。運動靴は必ずしも運動に適してないのがわかった。東大生が必ずしも賢いというわけじゃないのもこれと同じ部類に属するのだろう。


ミスドに行く。今度はドーナツは一個だけ。よしよし、これならもう気持ち悪くならない。
しばらくしたらおばちゃん店員がいきなり近づいてきた。怒られる?と思ったら「もうこれいらないから」とポイントカードを何枚かくれる。残念ながらあたりはなかったがポイントはたまったのでグッズ交換することに。一緒にいたポンデライオン好きのかなえさん狂喜乱舞。
しばらくするとまた同じおばちゃん店員が来て「明日から発売のドーナツの試食よ」といいもちっこドーナツの破片をくれる。これにも皆喜ぶ。
さて、色々堪能したし、世の中にはまだちゃんと善い人がいたから安心して帰るか。
そしていざ帰ろうとしたら後ろの席のおばちゃんが「いらないから」と当たりポイント券をくれる。おお。
勿論皆かなえさんに。グッズを手にしてうはうはしている彼女の姿はコミケで目当てのサークルさんのスケブをゲットした中坊の様に見えた。


京格子の稽古へ向かう途中またキチガイさんに会う。今度は電車だ。逃げ場は無い。
彼はちょっと太っためがねでどうやらチョコに目が無いらしく向かいの座席でチョコを食べながら「む〜〜ぅんう〜〜んん」とうなって(喘いで?)いた。そして逆方向の電車とすれ違う度に嬉しそうにそれを眺め奇声を上げていた。うわぁあ。
長津田駅で何とか離れようと思い本屋に入る。ふう、これでもう目にするまい。
そう思ったとき、背中をぐいぐい押しながら通り過ぎていく者が。

さっきのキチガイさんじゃーーーーーーん。

即行本屋を離れる。駅のホームでまんじりとしない時間を過ごしていると「うhしgkgc☆◎■っっ!!」と叫ぶ声が。
またあのキチガイさんかいっ。と振り返ったらさっきとはまた違うキチガイさんが母と思われる老女と手を繋いで通り過ぎていった。なんなんだ。世の中には善人もいればキチガイさんもいることを身をもって知る。

淵野辺駅を出たら内山君がテレビロケに来ていた。写メを撮りたがる者共を尻目に稽古へ。デブの芸能人に興味は無い。


さて、稽古。自分の動きを今日はビデオで撮って見れるんだって。勘弁してください。でも頑張って見る。自分の動きがかなり老婆入ってるのに気づく。もしかして高校演劇のおばちゃん役の癖が抜けてないんだろうか。萎える。途中からやたら発熱してくる。え、風邪?でもまあいいや。ほっときゃ。

そんなこんなで解散。明日はみさきさんと桜美林の劇を見に行く計画をモノの三分もしない内に決める。楽しみだ。


タクシーで帰宅。そろそろ浪人生はセンター試験が近いらしい。そんなんでいい加減ネットの世界から遠ざかればいいのに彼は言ってもきかないだろう。あーぁ。
スーパーテレビで樹海特集をやってる。
死んだら終わり。
よく高校時代耳にした悲しい言葉だ。
でもそんなこと無いよ。終わりなんかじゃない。そもそも何も始まってなんかいないんだから。たかが人間が生きたり死んだりセックスしたり喧嘩したり泣いたり怒ったり愛し合ったり歴史的芸術を作ったりすること事態に意味なんて無いんでしょう。
ただ、人それぞれ捕らえ方が違うたった一つの事実がその場その場に応じて存在、解明されていく。
自分は失望なんかしてないよ。そんな世の中に。通り過ぎてく事柄をきちんと見ていこう。

できることはやってみよう、短い生きてる時間だもの
できることはそれしかないから、やってみよう
簡単だよ。ただ、奉仕の気持ちになることなんです


「それができない人間のわたし。」【BYアイーダみつお】

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